京都、左京区の北白川疎水沿いの閑静な住宅街を
ゆっくり歩いていくと 見えてくるのは、京都市指定有形文化財駒井家住宅。 遺伝学者であった「駒井卓・静江夫妻」の住居で昭和2年に建築、設計はヴォーリス建築事務所。 米国人W.M.ヴォーリスとは 日本でたくさんの西洋建築を手懸けた建築家であり、ヴォーリス合名会社(後の近江兄弟社)を設立した一人で、 メンソレータムを日本に普及させた実業家でもある人です。 近江兄弟社でピンとこない人でも(すいません)、メンソレータムの会社と言った方がわかるかも知れませんね。 その中のひとつ、駒井家住宅に行ってきました。 中に入るとまずは、ダイニングルーム・リビングルーム・サンルームと続いています。 サンルームからは、よく手入れされた庭。 残念ながら、外壁の修復工事中で出られないのが残念でなりません。 出窓に作り付けのソファ。こちらの窓からのほうが庭がよく見えます。 唯一の和室。6畳くらいだったかな。 ホールから曲線がきれいな階段。 左の窓にはステンドグラスが入ってます。 上がってみるとわかるのですが、とっても上がりやすくてちょっと感動! 駒井博士の書斎。 当時のまま残されています。 書籍も当時のものです。 主寝室からサンルームを見る。 この2階のサンルームからは、比叡山が一望できる素敵なロケーション。 大文字も見れます。 工事の足場が組んであるのが、重ね重ね残念・・・ 白川沿いからの外観。 当時アメリカで流行していた、アメリカン・スパニッシュ様式だそうです。 この建物は現在「日本ナショナルトラスト」が管理されていて 建物内は職員の方が案内・説明してくださいます。 ざ~っと説明してもらえたら、後は写真も自由に撮ってもいいので 心行くまでこの素敵な建物を見学できます。 たまにはこんな中でゆっくりするのもいいものです。
by belfast65
| 2008-10-31 01:25
| 京都
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